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2020年大阪大学理系第4問

今日はこの問題。

 

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2020阪大理系4

分野:数II(領域),数III(極限,積分)

難易度:普通

解答時間:25分

 

まずは,領域を図示しましょう。

結局t\to\inftyしてしまうので,tは十分大きい都合のいいものを用意しましょう。

交点は計算するのが面倒なので,文字で置きましょう。小さい方から\alpha,\,\betaとします。具体値が必要なら後で求めます。

 

S(t)は面積パズルです。三角形から余分な部分の面積を除きましょう。 

S(t)をtだけで表そうとするのが,ちょっと面倒です。

対称式や交代式がボロボロ出てくるので,解と係数の関係ですかね。\beta-\alphaは直接解を求めて引いた方があっさりでます。

 

極限計算はおまけみたいなもんです。分子の有理化をしたりなどの工夫はありますが,至って標準的な問題でした。

 

 答えはこちら。

 

 今回も図を描くのに苦労しました。