22:00更新は暫く大阪大学を続けます。
不定期に上げるものに関しては,その限りではありません。
分野:数A(確率),数B(数列),数III(複素数平面,極限)
難易度:やや易~普通
解答時間:20分
これも完答でしょう。
複素数平面なんてあってないようなもんです。なので文系の人も解けると思います。最後の極限計算は置いといて,一般項を求めるまでは出来るはず。
確率変数が,X,Y,Zと3つも登場して,面倒臭そうですが,条件を一つ一つ整理していけば,さいころを投げて,出た目に応じて,点Pが正六角形の頂点を動いていくという試行に帰着出来ます。文系のちょっと強いver.くらいのノリです。
(1)は特に言うことはないですが,どうしても分からなければ素朴に該当パターンをすべて数え上げてしまうのも手でしょう。
(2)もまぁなんてことないです。積の法則でバラして各回ごとにみていきましょう。
(3)は確率漸化式です。
確率を問われたらn回目で場合分け,場合の数を問われたら1回目で場合分け。
今回は前者ですね。
これは一般的には言えません。確率で1回目に場合分けするものもありますし,場合の数でn回目で場合分けするものもあります。なので,
問題毎に見極める必要があります。今回はn回目で場合分けします。
というべきでした。すみません。*1
答えはこちら。
今回も図の作成に時間を取られました。
やっぱり手書きの方が1億倍楽ですね。
*1:2020/03/03 追記