今日はこの問題。
分野:数III(極限,積分法)
難易度:普通
解答時間:15~20分
最初与えられた積分を見るとゾッとなりますが,実はそこまでヤバいものではありません。
(1) 積分区間を見ると,微分積分学の基本定理を使いたくなりますが,使った所で
となって,微分方程式を解くことになりますが,これは定数分離型なので,結局積分をすることになり,微分したことが意味ないです。
とでも置き換えてやれば見えてくると思います。もちろん,そのままの形で見える人は置き換えずやれば良いです。
置き換えてやると,
となるので,これは部分分数分解すれば積分が出来ます。
(2) 面積を求める問題ですが,これは与えられている条件:0<f(x)<1から,図示するまでもなく,積分範囲においては軸の上側にあることが分かります。
よって,
と立式できます。積分は型で,の積分があっさり求められるので,問題ないと思います。
は,微分係数の定義の利用です。
(1)が出来れば,(2)は落とせないですね。
答えはこちら。